和賀萌子さん

慶應義塾大学2013年卒 宮岡ゼミ2期

日系医療メーカーに勤務

 

1.なぜ宮岡研究会に入会されたのですか?  

 

もともと国際政治には興味があったんです。研究会のパンフレットを読んで、宮岡研究会では「広義の安全保障」を

取り扱うことができることを知ったのが志望のきっかけでした。また、先生の講義を受けるだけではなく、係の仕事などを通して、社会人基礎能力も身につけることができるといった研究会の特徴に惹かれました。

 

2.国際政治理論を学んだことによって、今活かされていることはありますか?  

 

沢山あります。1つ目は、先ほど述べた社会人基礎能力です。会社に入ると、上司とのコミュニケーション手段は挨拶、電話、メールがほとんどです。その内容やマナーで自分の第一印象が決まると言っても過言ではありません。なので、宮岡研究会を通して、挨拶の大切さやコミュニケーションの方法を学ぶことができて本当によかったと思ってい

ます。 

2つ目は、サブゼミで学んだクリティカル・シンキングです。例えば、ニュースを見ていても、クリティカル・シンキングを使って、「テレビではこういっているけど、こういう考え方もできるのでは」と、物事を批判的に見る能力を身につけることができました。仕事でも軽い会話のネタとしてニュースの話をすることは意外と多いので、そういった場で自分なりの意見も交えて話せると会話の深みも変わってくると思います。

 

3.宮岡研究会の一番の魅力はなんだと思いますか?

 

他の研究会に比べて、確かに厳しい研究会ではあると思います。しかし、その分自分の成長につながるところだと思います。宮岡研究会では、「責任ある関与」が求められているため、ただ言われたことを実行するのではなく、自ら考えて、行動する必要がありました。そのため、「研究会を通して私は確かに成長した」という実感を得ることが出来ました。また、研究会を共に乗り越えた同期との仲もかなり深まりました。宮岡研究会でなければ、ここまで仲良くなっていなかったと思います。

 

4.卒論テーマは何でしたか?また、何故そのテーマにしたのですか?

 

私は、テロと民主主義について卒論を書きました。9.11の同時多発テロ事件以来、とても関心のあるテーマだったからです。新聞などを読んでいても、一番気になる記事が海外のテロに関するものだったので、迷わずそのテーマを選びました。これから卒論を書く方には、是非興味のあるテーマを選ぶことをおすすめします!

 

5.何故現在のお勤め先に入社されたのですか?

 

もともと日系メーカーに就職したかったんです。就職活動を通して、帰国子女や体育会といったスペックではなく、「ありのままの自分」を受け入れてくれるような企業を志望するようになりました。その企業が、現在働いている企業だったんです。また、女性が活躍でき、海外で働くチャンスがあるといった点にも魅力を感じました。これらの条件が備わっていれば、どんなに大変な仕事でも頑張れると思ったので、最終的に弊社に決めました。

 

6.今のお仕事のやりがいは何ですか?

 

今は仕事が本当に楽しいです。私は手術用器具の営業をしていて、医療機器をお医者さんにPRして臨床現場で使って頂き、販売店を通して販売する仕事をしています。私は、実際に人の命を救う機材を扱っていることに対してとてもやりがいを感じています。まだ新人なので、大きな仕事は任されていませんが、お医者さんに信頼されるような営業ウーマンを目指し、大阪からスタートし、いずれは全国でベストの成績を残したいと思っています!中長期的な目標は仕事のフィールドを広げて海外で働くことです。